アルプスの少女ハイジの産みの親!ヨハンナスピリってどんな作家?

ハイジにとっては最初の友達!ヤギ飼いペーターはこういう少年だ

アルプスの少女ハイジの登場人物の中で3番目に重要なのは何といっても、ヤギ飼いのペーターです。原作ではペーテルと言われています。ペーターは毎日デルフリ村中のヤギを預かって、山の牧場まで登り、1人で世話をしている少年です。
亡くなったペーターの父がヤギ飼いでしたので、彼が父の代わりにやっているのです。11歳の子供にしては、なかなか出来ることではありません。ハイジが初めてアルプスを訪れた時、ペーターは寝坊をしてしまいました。
村の泉でヤギのゆきちゃんとも仲良しになり、ハイジはペーターがヤギ飼いだと知ると、自分から「私ハイジって言うの!」と彼に打ち解けます。最初のペーターは何ともハイジにはそっけない態度をしていましたが、すぐに2人は仲良くなります。
ペーターもアルムおんじは苦手なようで、傍に近づこうとしません。ですがハイジを初めて山の牧場に連れて行くときにおんじから「ハイジが崖から落ちたりしないように気を付けるんだぞ。」と頼まれるとペーターは「分かったよ!」と責任をかって出ます。
山の牧場でのペーターはとても頼りになります。ヤギを口笛で集めたり、いい乳を出すためによい草などをヤギに食べさせたりします。それに崖から落ちそうになったハイジを救ったり、山の天気などにも詳しく、ペーターはアルプスの知識が豊富な男の子と言えます。
しかしその反面、ペーターには頼りないところもあります。ペーターが一番苦手なのは勉強です。冬の間は村の学校で勉強するのですが、字をなかなか覚えられず、いつも先生に叱られてばかりいました。
それに肝心な時に意思表示をするのもペーターは苦手です。人に説明することがとても下手で、何を言ってるのかサッパリ分からない面もあります。彼は実は恥ずかしがり屋なんですね。
それに大の食いしん坊で、お弁当で持ってきたパンとチーズをハイジの分まで食べてしまう大ぐらいなところもあります。食べすぎてお腹を壊して、ハイジを困らせたこともあります。
でもハイジからしてみれば、アルプスに来た最初の友達でもあり、おんじの次に頼りになる存在です。山の天候は変わりやすく、雨が降りだすと一気にヤギを集めて、ハイジと一緒に雨宿り出来る所まで走っていく行動は、やはりヤギ飼いらしい素早い判断・行動力です。ペーターはたくましい山の少年です。
ハイジとすっかり仲良しになったペーターは、毎日ハイジと山の牧場へ行くのが楽しみになりました。ですがハイジが大雨で小鳥を拾って世話をする為に、牧場へ行かなくなると「ふん、どうせその鳥は明日になれば死んじゃってるさ!」とか「鳥は飛ぶのが当たり前だもん!逃げるのが当然だよ!」と無責任な言葉を発して、ハイジと喧嘩になったり、傷つけたりします。
でもそんなペーターでも後でちゃんと反省するので、本当はとっても優しい性格なんです。ハイジが8歳になって、デーテに無理矢理フランクフルトへ連れて行かれてしまった時には、思い切って「おんじのバカ!なんでハイジを連れて行かせちゃったんだ!」と責めたり、急にハイジがいなくなって大泣きするなど、おんじに続いてまたペーターもハイジを大切な存在だと思っていました。
そしてハイジがフランクフルトから帰ってくると、ペーターは飛び上がって喜び、体全身で嬉しさを表現していました。本当、ペーターもハイジを大事な友達と認識してたことがよく分かりました。
2人はアルプスでの根っからの仲良しです。