アルプスの少女ハイジの産みの親!ヨハンナスピリってどんな作家?

アニメ版で人気急上昇!アルプスの少女ハイジの作品の魅力とは?

ヨハンナスピリの名作アルプスの少女ハイジがアニメ化されたのは、1974年(昭和49年)でした。当時日曜日の夜7時半から放映され、スポンサーは「カルピス」でした。
番組の冒頭では、「カルピスまんが劇場」の字幕でスタートし、アルプスの少女ハイジのオープニングが流れ始めます。伊集加代子さんの素晴らしいヨーデルは大人から子供まで幅広い年齢層に高い評価を受けました。
アニメ版のハイジがどうして人気を得ることが出来たのでしょうか?アニメ監督は高畑勲さんです。高畑さんはこのアニメハイジの監督を手掛けていた時はとても苦労なさったんです。
1974年と言えば、前年のオイルショックなど世の中が決して明るい話題が多かったわけでなく、高度経済成長期の終わりだったんですね。ですから高畑さんは、世の中が暗いことばかりでは、よくないのでせめてアニメで何か明るく出来るものはないか?と考え始め、探しだしたのがこのハイジだったのです。
ハイジは高畑さんの理想の子供像でもあり、アルプスの自然の中で天真爛漫な少女が周囲を明るくしていくことで「もうこれしかない!」と急きょアニメ化決定に至ったわけです。
日曜日の夜7時半と言えば、親子で見るアニメの番組がこの時代は放映されていました。ハイジの前は「山ねずみロッキーチャック」「アンデルセン物語」「ムーミン」など、後の世界名作劇場の全盛期を予測させるようなアニメが揃っていました。
大人から子供まで楽しめるアニメは、当時は日曜日の夜7時半からだと決められており、1974年にハイジが放送開始されてから、アルプスの自然の素晴らしさを親子で楽しめるようになりました。
厳しい山奥でおじいさんと暮らすことになったハイジが、持ち前の明るさで、頑固でひねくれたおじいさんの心を徐々になごませていく…実におじいさんと孫の関係をリアルにそして、まるで実際にあったかのように引き付けて行くアニメ作品となりました。
アニメ版ハイジの魅力は、主人公ハイジは勿論のこと、おじいさんやペーター、そしてアルプスの自然がどんどん視聴者を虜にしていったことです。
そして家畜のヤギや犬のヨーゼフも欠かせない存在となっています。ハイジにとってはペットではなく、皆友達なのです。
ですがアニメハイジの魅力は、バックの景色ですね。美しいアルプスの山々、青い空、そして野生の動物たちなど、全てが皆新鮮に見えて仕方ないです。アニメを見てて、「いつかハイジのスイスに行ってみたい!」と思ってましたが、まだその夢は実現されていません。
子供の頃は、オープニングでハイジが雲の上に乗って気持ち良さそうに飛んでいく場面を見て、「ハイジは本当に自然が合ってる女の子だなぁ~!」と思っていました。
ハイジはいつまでも可愛い、そして優しさを忘れない少女です。
それからアニメでよく登場するマイエンフェルト、ラガーツの温泉、デルフリ村のモデルとなるマランス、マイエンフェルトからデルフリ村に続く長い坂道、ペーターが朝ヤギを集める前に飲んでいる泉などは現地スイスにちゃんと存在しています。
それから何と!ハイジとおじいさんが暮らしていたアルムの山小屋まで存在しています。マイエンフェルトから2時間かけて登った所に山小屋は建っています。ですがアニメの様にバックにモミの木はありません。
写真で見ると本当にハイジは、美しい山の中で暮らしていたんだな~ってことがよく分かります。